よくあるご質問 QA

よくあるご質問

Q

子供の歯をむし歯になりにくくするにはどうしたらよいでしょうか?

新生児のお口の中にはむし歯菌は存在しません。
しかし、子供の成長とともにむし歯になる原因として、食べ物や食器などの共有によってむし歯菌が子供にうつることが挙げられています。

そのため、保護者の方は、赤ちゃんに歯が生えてきたら、上記の行為はなるべく避けたいところですが、完全になくすには無理があります。
そこで、乳歯が生えてきたら保護者の手で丁寧にブラッシングをしてあげてください。
とくに、子供が小さいときは仕上げ磨きが重要となるため、むし歯になりやすい奥歯などを重点的に磨いてあげるといいでしょう。

また、子供のむし歯予防の効果的な処置として、歯質を強くして初期むし歯を予防するフッ素塗布や、複雑な形状をした奥歯の溝をレジン(歯科用プラスチック)で埋めるシーラントなどの処置があります。

Q

インプラントを失う原因でもっとも多いものは何ですか?

インプラントを失う原因でもっとも多いのが、インプラント周囲炎と呼ばれるトラブルです。
インプラント周囲炎は歯周病に似た症状が出るのが特徴で、放置すると人工歯根を支える周囲の顎の骨を溶かし、インプラントがぐらつくようになり、最悪の場合は抜け落ちてしまうのです。

インプラント周囲炎の原因は、歯周病の感染によるものです。
インプラントの外科手術後もセルフケアを怠らず、歯科医院の定期検診を受けるなど予防に努めましょう。インプラントは正しくケアをすれば長く使い続けられます。

Q

通院回数を抑えられる矯正治療はありますか?

透明なマウスピース型の矯正装置であるインビザラインは、あらかじめお渡ししたマウスピースを2週間ごとに交換し、段階的に歯を動かします。
そのため、毎月一度調整が必要となる通常のワイヤー矯正に比べ、通院回数を抑えることが可能です。

Q

歯の治療中に痛みを感じることはありますか?

当院ではなるべく痛みを感じることのない歯科治療に取り組んでいます。
それは、患者様に安心して治療を受けていただくためです。

むし歯治療では歯茎に表面麻酔剤を塗布し、患部を麻痺させてから麻酔注射を行います。
これにより、注射針が刺さる際の痛みや薬液が注入による違和感が軽減され、ほとんど痛みを感じることなく治療を終えることができます。

なお、歯科治療に抵抗のある方には「静脈内鎮静法」という麻酔法にも対応しています。
点滴で睡眠鎮静導入剤を投与し、眠っているような状態で治療を受けていただくことが可能です。

Q

ヤニで黄色くなってしまった歯の色は元に戻せますか?

喫煙をしていると、タバコに含まれるヤニが歯に付着して少しずつ歯の色が黄ばんでいきます。
ヤニが原因の歯の黄ばみや汚れには歯垢(プラーク)が付着しやすくなるため、むし歯や歯周病のリスクも高まります。

タバコによって黄色く変色した歯は、ブラッシングだけでは元に戻せないため、歯科医院にてクリーニングの処置を受ける必要があります。
クリーニングで歯に付着したヤニや歯垢を落としたあと、ホワイトニングをすることによって元の白さを取り戻すことができます。
歯の変色がひどい場合は、複数回ホワイトニングを受けることをおすすめします。

Q

歯周病のままインプラント治療を受けられますか?

歯周病がある場合は、治療を終えてからでないとインプラント治療はおすすめできません。
歯周病は歯垢(プラーク)に潜む歯周病菌を原因とする歯茎の感染症であり、放置したままインプラント治療を行うと、せっかく手にしたインプラントを失う危険性があるからです。

また、歯周病菌はインプラント治療後に、歯周病に似た症状のインプラント周囲炎を引き起こす可能性があります。
インプラント周囲炎は歯周病より進行速度が速いにも関わらず、初期症状が少なく気づきにくいため、注意が必要です。

Q

矯正治療中のブラッシングの注意点はありますか?

矯正中の注意点は、歯垢(プラーク)がブラケットやワイヤーなど装置の部分に溜まりやすくなることです。
歯垢が溜まればむし歯になるリスクが高まります。
当院では矯正治療に合わせて最適な歯磨き(ブラッシング)の方法をご指導いたしますので、日頃からしっかりとセルフケアするようにしてください。
矯正中でも普段と変わらないブラッシングがしたいのなら、インビザラインという透明のマウスピースを使用する矯正治療法がおすすめです。
インビザラインは食事やブラッシングのときに取り外しができるため、普段通りの口腔ケアが可能になります。

Q

治療室や治療器具は清潔に保たれていますか?

当院は院内の衛生管理を徹底し、患者様に安心して治療を受けていただける環境をご用意しています。
治療器具は使用するたびに洗浄し、滅菌・消毒の後にパッキングした状態で保管をしています。また、使い捨て可能なエプロンなどを採用しています。
常駐の滅菌担当者が在籍し、院内感染の防止に努めておりますので、安心してご来院ください。

Q

歯ぎしりの癖を止める治療方法はありますか?

歯ぎしりを止めるためには、睡眠中に「ナイトガード」というマウスピースを装着する治療を行います。
また、歯の詰め物の形状や高さを調整したり、矯正治療によって歯並びを整えたりすることで歯ぎしりを改善する治療方法も考えられます。
多くの場合、歯ぎしりは無意識に行われますが、歯にかなりの負担がかかります。
そのため歯がすり減ったり、詰め物や被せ物が割れてしまったりするなど、さまざまなダメージを引き起こします。
顎の関節への負担も大きく、顎関節症の原因にもなります。
歯ぎしりはストレスによって発生しやすいため、歯科治療を受けるのはもちろん、日頃からストレスを溜めすぎないように心がけましょう。

Q

インプラントの箇所はほか歯よりも目立ちますか?

インプラントは患者様一人ひとりの歯の色味に合わせて作製するため、周囲の天然歯と比べても違和感がなく、ほとんど目立ちません。
インプラント治療は顎の骨に埋め込まれたインプラント(人口歯根)の上にセラミック(陶器)製の人工歯を装着するため、審美性に優れています。
周囲の歯との高い調和性を実現できるでしょう。